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【アナリストの眼】サンコーテクノ株価に底打ち感、補修・補強用アンカー好調で今期も増収増益、50周年で50円配当
<業績&株価分析>
アンカー(コンクリート用の特殊ネジ・釘類)大手サンコーテクノ<3435>(JQS)の27日株価は前日と変わらずの2760円。去る、24日に瞬間2600円まで下げたことで下値を確認できたようだ。
ファスニング事業(あと施工アンカーなど)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーは震災復興・耐震補強、老朽化インフラ補修・更新など公共投資増加が追い風となり、メガソーラーの増加で太陽光発電架台設置関連も好調である。
5月15日に発表した前期(13年3月期)連結業績は前々期比9.1%増収、同48.7%営業増益、同44.0%経常増益、同55.3%最終増益だった。建設資材や人員不足による工事遅れがあったが、あと施工アンカーやFRPシートが好調で、メガソーラー関連の受注も寄与した。配当は同5円増配の年間40円とした。
今期(14年3月期)見通しは売上高が前期比5.9%増の160億円、営業利益が同3.8%増の9億円、経常利益が同4.7%増の8億80百万円、純利益が同19.1%増の5億28百万円としている。公共投資増加が追い風であり好業績が期待される。会社予想は保守的な印象が強く、上振れの可能性があるだろう。なお配当予想は同10円増配の年間50円(期末一括)(創立50周年記念配当10円含む)とした。
株価の動きを見ると5月15日の年初来高値3290円から反落して、5月23日に2630円、5月24日に2600円、5月27日に2688円まで調整する場面があった。足元では市場全体の波乱の展開も影響して利益確定売りが優勢になったようだ。ただし5月27日の終値では前日比変わらずまで戻している。
5月27日の終値2760円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS259円50銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3514円56銭で算出)は0.8倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、3営業日連続で下ヒゲを付けた。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋りの動きを強めている。目先的な利益確定売りが一巡して下値を確認した形のようだ。老朽化インフラ関連や太陽光発電関連というテーマ性も支援材料であり、反発が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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