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【アナリストの眼】日本マニュファクチャリングサービスは今期も大幅増益、EMS事業の新規受注寄与、PER割安、株式分割
<業績&株価分析>
製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス <2162> (JQS)の27日株価は2500円安の5万6200円と前週末の3800円高から反落している。
事業戦略コンセプト「neo EMS」を掲げ、IS(製造請負・派遣)事業を主力にCS(修理・検査受託)事業、GE(技術者派遣)事業、志摩グループとTKRグループのEMS(開発・製造受託)事業を展開している。
5月15日発表の前期(13年3月期)連結業績は、前々期比22.1%増収、同54.1%営業増益、同2.1倍経常増益、同82.6%最終減益だった。中国の反日デモの影響などで期初計画を下回ったが、EMS事業の新規受注などで大幅増収、大幅営業増益、大幅経常増益だった。なお純利益については前々期に計上した負ののれん発生益一巡で減益だった。
今期(14年3月期)見通しは売上高が前期比15.8%増の450億円、営業利益が同2.1倍の8億20百万円、経常利益が同77.1%増の10億円、純利益が同2.1倍の5億円としている。国内IS事業とEMS事業で2桁増収を見込み、海外IS事業での中国とベトナムの新規連結も寄与する見込みだ。目先的には中国の状況に不透明感があるが、国内製造業の業績回復に加えて、東南アジアへの事業展開強化の効果が期待されるだろう。配当予想は前期と同額の年間300円(期末一括)とした。
なお5月22日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を100株に分割し、単元株数を100株とする。
株価の動きを見ると5月に入って動意付き、直前の4万8000円近辺から5月15日の8万5000円まで急騰した。その後は急騰の反動局面だが、足元では下げ止まり感も見せている。5月24日には5万3000円まで調整する場面があったが、終値では前日比3800円高の5万8700円まで戻している。利益確定売りが一巡して今期好業績見通しを評価する動きだろう。
5月24日の終値5万8700円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4890円45銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間300円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万6745円45銭で算出)は1.6倍近辺である。
週足チャートで見ると5月15日の高値で長い上ヒゲを付けたが、日足チャートで見ると5月23日に割り込んだ25日移動平均線を翌5月24日に回復した。目先的な利益確定売りが一巡し、急騰後の値幅調整が完了した形のようだ。今期好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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