【株式評論家の視点】アイビー化粧品は配当利回り5%台乗せ、全体相場に先駆けて戻り狙う

2013年5月27日 08:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アイビー化粧品<4918>(JQS)は全体相場急落の余波を受け調整局面を迎えているが、今回の下げを受け、配当利回りは5.2%に上昇。絶対的な割安水準に到達しており、全体の波乱終息に先駆けて戻りを鮮明にしていく方向が予想される。

  前2013年3期は売上げが46億7600万円と前々期比10.3%減少し、営業利益も4億4200万円と同6.7%の減益になった。新製品発売告知を行ったことにより、販売会社が流通在庫を調整したことが大きく影響した。

  続く今2014年3月期については、売上げ47~50億円(前期比0.5~6.9%増)、営業利益4億~4億5000万円(同9.6%減~1.7%増)の見通しを立てている。特に、秋頃と来春頃にスキンケア新製品の発売を予定しており、販売活動を積極的に行っていく予定だ。また、美容液「リンクル ローション」並びに「アクシール エッセンス」の拡販にも取組んでいく。

  売上げは回復感を強めていく利益はそれほどには伸びない。これは競争力のある商品開発等への新規投資を行うためで、先行きの収益向上への源泉に振り替わるものである。

  人口の減少や少子高齢化社会の中にあって、国内化粧品市場は大きな成長が見込みづらい成熟市場となっている。そうした中、同社は人と人が直接出会い、コミュニケーションを取りながら、製品やサービスを提供していく対面販売にこだわり、コア事業である訪問販売領域の販売組織満足度を高めていく方針だ。

  海外事業はロシア市場に向けて、2012年秋より製品輸出を行っているが、5月に台湾の富裕層をターゲットに台湾支店を開設、先行きの収益寄与が期待される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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