【アナリストの眼】パシフィックネットはカンボジアで中古バイク事業展開へ、5月期は増収増益、株価は来期業績待って上伸

2013年5月20日 12:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 パシフィックネット<3021>(東マ)に注目したい。株価は戻り高値圏で堅調に推移している。来期(14年5月期)に対する期待感で、12年6月の高値を目指す動きを強めそうだ。

 パソコンやタブレット端末などのリユース(中古品引取回収・販売)事業を展開し、カンボジアに現地法人(中古オートバイク販売事業を開始する予定)を設立するなど新規事業も模索している。4月12日に今期(13年5月期)の連結業績見通しを公表し、売上高が前期比2.4%増の34億53百万円、営業利益が同5.6%増の1億32百万円、経常利益が同10.9%増の1億46百万円、純利益が同45.1%増の52百万円としている。

 主力の引取回収・販売事業では、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、新品パソコンの低価格化の影響を受けて、中古パソコンの価格も下落している。事業環境は引き続き厳しく、第3四半期累計(12年6月~13年2月)の進捗率も低水準だったため通期下振れに注意が必要だが、来期(14年5月期)には新規事業の収益寄与が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、2月中旬の300円近辺から5月7日の515円まで水準を切り上げた。その後は上げ一服の形だが、大きく下押すことなく高値圏で堅調に推移している。今期業績に対する警戒感を織り込み、来期業績に対する期待感を強める動きだろう。5月17日の終値484円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS20円41銭で算出)は24倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.5%近辺である。

 足元は上げ一服の形だが、日足チャートで見るとサポートラインの25日移動平均線が接近し、目先的な調整が一巡して再動意のタイミングのようだ。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。上値を試す展開が期待され、12年6月の548円を目指す動きを強めそうだ(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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