【株式評論家の視点】マルゼンは上昇トレンドを継続中、今期は増益確保との見方も台頭

2013年5月16日 09:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  マルゼン<5982>(東2)が順調な上昇トレンドに乗っている。ここへきては一呼吸入れているが高値圏で超然とした動きを見せており、目先筋の売り一巡後は再び新展開を疾駆する足取りが見られそう。

  4月8日に発表された決算は前2月期こそ売上げ404億7800万円と前々期比9.2%増、営業利益36億8000万円、同22.2%増と大幅増収益決算となった。しかし、今2014年2月期決算については、売上げ400億円と前期比1.2%減、営業利益33億4500万円と、減収減益見通しが明らかにされた。しかし、株価は今期の見通しについて反応することなく上昇トレンドを継続しており、会社側の見通しは慎重とする見方で株価が形成されている。

  同社は業務用厨房機器を主たる事業としている。主な販売先である外食・中食産業のマーケットは年間約30兆円の大きな市場があるがすでに成熟期入りとなり、年間約4000億円といわれる業務用厨房機器業界の年間総需要も横ばい、または縮小傾向で推移していくものと推測されている。外食産業など、ユーザーからの機器購入に際しての基準は厳しさを増しており、その結果、総合的なサービス体制を整える大手企業への依存度が高くなりつつあり、同社にとってはむしろ環境は好転している。 コンビニエンスストアでのホットスナック

  調理に最適な「IH卓上フライヤー」、専門店チェーン等に導入が見込まれる全自動タイプの「釜めしコンロ」、学校給食センターで食器と配送コンテナを一度に消毒できる省力省スペース型の「天吊り式コンテナ消毒装置」、産科や保育園向けに乳児用ミルクを衛生的に作れる「調乳システム」など、新製品を積極的に投入している。 給食事業者やコンビニ向けに厨房機器など拡販が続いており、アナリスト筋の間では、今期へ減収益から一転、増収益確保との見方が強くなっている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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