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【アナリストの眼】リオン株価は好業績背景に上げ足を速める、補聴器好調で今期も増益
<業績&株価分析>
補聴器首位のリオン<6823>(東1)に注目したい。4月30日の前期(13年3月期)決算発表を受けて株価は上げ足を速めている。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して上値追いの展開が期待されそうだ。
医療機器事業(補聴器や医用検査機器など)を主力として、環境機器事業(音響・振動計測器や微粒子計測器など)も展開している。前期連結業績は前々期比3.5%増収、同32.3%営業増益、同33.4%経常増益、同88.8%最終増益と好調だった。医療機器事業で高付加価値の補聴器「リオネットマジェス」シリーズが好調で、医用検査機器の買い替え需要も寄与した。
今期見通しについては売上高が前期比1.7%増の175億円、営業利益が同9.7%増の19億円、経常利益が同10.2%増の19億円、純利益が同13.1%増の12億円としている。医療機器事業で最上位クラス「リオネットマジェス」シリーズの好調に加えて、13年2月発売の中価格帯「リオネットプレシア」シリーズも寄与する。停滞気味だった騒音計も公共投資増加に伴って官公庁案件が回復傾向の模様だ。配当予想は前期と同額の年間22円(第2四半期末11円、期末11円)として今期から中間配当を実施する。
株価の動きを見ると水準を切り上げる展開が続き、4月30日の決算発表後は上げ足を速めて06年7月以来となる1000円台を回復した。5月13日には1146円まで上値を延ばしている。今期好業績見通しを評価する動きだろう。5月13日の終値1139円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS112円93銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1147円83銭で算出)は1.0倍近辺である。
足元で上げ足を速めたため目先的にはやや過熱感を強めているが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドだろう。指標面で見ると依然として予想PERは10倍近辺、実績PBRは1倍近辺の水準であり、割高感はない。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。06年3月の高値1374円も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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