新日鉄住金が住友鋼管を完全子会社化、住友鋼管と日鉄鋼管は合併へ

　新日鉄住金と住友鋼管は26日、2013年8月1日を効力発生日として、新日鉄住金を株式交換完全親会社、住友鋼管を株式交換完全子会社とする株式交換を行うと発表した。

　住友鋼管の普通株式1株に対して、新日鉄住金の普通株式3.75株を割当て交付する。同株式交換の効力発生日に先立ち、住友鋼管の普通株式は東京証券取引所市場第1部において2013年7月29日に上場廃止となる予定。

　また、新日鉄住金、住友鋼管及び日鉄鋼管は、同株式交換の効力発生後、更なる競争力強化を目指し、住友鋼管と日鉄鋼管が2013年10月1日を効力発生日として合併することで基本合意した。同合併により、3社が営む機械構造用及び一般構造用等電気抵抗溶接管事業を再編する。なお、統合会社の名称は「日鉄住金鋼管株式会社」とする予定。