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コマツ、世界初の全自動ブルドーザーを発表 ICT建機を本格導入開始
ICTブルドーザー「D61PXi-23」(写真:コマツ)[写真拡大]
コマツは16日、ドイツ・ミュンヘンで開催中の建設機械見本市「Bauma2013」において、GNSS(GPS+GLONASS)測量技術および同技術の機械への応用で高い実績がある株式会社トプコンと共同で開発した、世界初となる全自動ブレード制御機能を搭載した中型ICTブルドーザー「D61EXi/PXi-23」を発表した。同製品は施工の自動化を担うコマツ製「ICT建機」の第一弾商品となる。6月に予定している北米での発売を皮切りに、世界での導入を進めていく予定。
「D61EXi/PXi-23」は、都市土木向け中型ブルドーザーとして、従来の情報化施工でも可能であった整地の仕上げ作業時だけではなく、掘削作業時を含む全てのブレードコントロールを自動化した世界初の全自動ブレード制御機能を搭載し、作業効率の大幅な向上を実現した。
また、同製品では、コマツ独自のKOMTRAX(機械稼働管理システム)とトプコン社の施工管理システムの融合を図っており、近い将来、Webサービスを通じて、現場における機械の稼働情報ならびに作業の進捗状況・運土量などの施工情報の効率的な一元管理を可能にする。
コマツは今後、ICT建機の導入により、従来の建設機械販売ビジネスからICT施工のトータルソリューションを提供するビジネスモデルへの進化を加速していく方針。
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