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マクドナルド、既存店売上高が2カ月連続の2ケタ減 客数・客単価も減少
日本マクドナルドホールディングス(HD)が8日発表した月次セールスレポートによると、2月の既存店売上高は前年同月比12.1%減と、1月の同17.0%減に続き、2カ月連続で2ケタ減少する結果となった。2月は客数も同10.9%減、客単価も同1.4%減と、先月に続き前年比マイナスが続いている。
日本マクドナルドHDは今回の結果について、「これは外食マーケットが引き続き厳しい環境に直面していることに加え、昨年第4四半期から実施している長期的視点に立ち、高い収益性を目指すマーケティング戦略に基づき、短期的な売上の獲得のためのディスカウントプロモーションを実施しなかったことが大きく影響している」とコメントしている。
同社は2月、2010年から継続して展開してきた“Big America”の中でも特に人気の高かった「テキサスバーガー」、「アイダホバーガー」に、「メープルカスタードパイ」、シャカシャカポテト「アメリカンバーベキュー味」、チキンマックナゲット「クリーミーランチソース」、「マックシェイク ブルーベリー」などのサイドメニューも加えて「Big America ALL STARS」として展開。また、朝食の「朝マック」キャンペーンでは、1月に引き続き毎週月曜日に週替わりで朝マック商品を無料提供する「フリーマンデー」を実施したことにより、朝食時間帯の新規顧客が増加したというが、売上は思うほど伸びなかった模様。
また、2月の全店売上高は前年同月比10.4%減で、この結果について同社は、「大型ドライブスルー店舗を中心とした新店効果については引き続き売上高に貢献している」とコメントしている。
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