【話題】日経平均08年9月以来の1万2000円台、アベノミクス第2幕に

2013年3月7日 11:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  7日(木)、日経平均が137円高の1万2069円と2008年9月以来の1万2000円台に乗せた。昨年秋の安値は8488円だったから約4ヶ月で42%強の上昇。背景には言うまでもなく、アベノミクスが株高のエンジンとなっている。

  とくに、「金融緩和、円安という燃料の注入を得てエンジンの回転は絶好調。ただ、最近は燃料のガソリンの値上がりもあり、気を許して長距離ドライブに出る気分ではない」(中堅証券)という。

  このところ、投資尺度の一つであるPERは20倍台に乗せ株価の割安感は徐々に薄れている。日経平均の次のフシである15000円のためにはPERの母体となる1株利益の向上必要だろう。足元の日経平均予想1株利益は582円ていどである。

  今と同じPER20倍としても15000円のためには1株利益は750円は必要という計算だ。この意味では、アベノミクスが景気効果から企業業績への具体的な効果が求められる局面に移ってきたといえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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