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【銘柄診断】ソーバル、注目の2月期業績好調、次期も期待、高値780円挑戦
<業績&株価分析>
ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)に注目したい。前期(13年2月期)業績に再増額の可能性があり、今期(14年2月期)も好業績が予想される。株価は上値を試す展開が期待されるだろう。
前期の連結業績見通しについては、9月27日に増額修正して売上高が前期比5.1%増の64億40百万円、営業利益が同23.2%増の4億35百万円、経常利益が同25.6%増の4億42百万円、純利益が同26.2%増の2億30百万円としている。キヤノン<7751>向けを中心に、組み込み用ソフトウェア開発やアプリケーション開発の派遣・請負需要が旺盛であり、期中に新規連結したモバイルコンピューティングテクノロジーズ(MCT)も寄与する模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(3~11月期)の進捗率は売上高が76.0%、営業利益が92.7%、経常利益が92.5%、純利益が97.8%と高水準だったため、再増額の可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、着実に下値を切り上げる展開が続いている。2月12日には685円まで上昇して、12年9月28日の685円に並ぶ場面があった。その後も徐々に下値を切り上げながら、概ね戻り高値圏の600円台半ばで推移している。前期および今期の好業績見通しを評価する動きだろう。3月6日の終値658円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS52円92銭で算出)は12~13倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS466円49銭で算出)は1.4倍近辺となる。
日足チャート見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形で水準を切り上げており、緩やかな上昇トレンドを継続しているようだ。指標面に割高感はなく、前期再増額の可能性や今期好業績見通しを評価して、上値を試す展開が期待されそうだ。4月10日に前期連結業績の発表を予定しており、思惑が広がる可能性もあるだろう。12年7月の780円も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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