【銘柄フラッシュ】新日本科学が急伸し日本エアーテックはストップ高でシャープは大活況

　　６日前場は、輸出関連株から不動産、小売り、証券・銀行株なども軒並み高。シャープ <6753> は韓国・サムスン電子から１００億円規模の出資を受けるとの観測報道を好感して急伸し、１３．４％高となり、出来高・売買代金ともトップ。ＮＹダウの最高値を材料に、日経平均の先高期待は強まり、同平均と相関の強いファーストリテイリング <9983> は６．０％高。トヨタ自動車 <7203> は１．４％高。

　　三井不動産 <8801> は１．８％高、住友不動産 <8830> は２．０％高。日銀の次期副総裁人事を巡り、民主党が岩田学習院大教授に同意しない方針と伝えられたため手控える場面があったものの、倉庫株も含めて強い相場を継続。

　　材料株物色も活発で、中国の大気汚染で警戒される微小粒子状物質「ＰＭ２・５」を材料に、クリーンルームの日本エアーテック <6291> や環境管理センター <4657> （ＪＱＳ）はストップ高。

　　東証１部の値上がり率１位は昨日に続き新日本科学 <2395> となり仕手色強くｉＰＳ細胞研究で京大との提携を引き続き材料に一時ストップ高をつけたあと２４．８％高の大幅続騰、２位はドワンゴ <3715> の１８．１％ストップ高となり１位株主の保有株の一部が日本テレビ放送網 <9404> グループなどに移ることを材料に高値更新、３位はエー・アンド・デイ <7745> の１７．５％高となり「ＰＭ２・５」を材料に連日高値となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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