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【銘柄診断】売り一巡の丸千代山岡家、昨年10月以来の出来高ナシ、決算接近
<銘柄ウオッチ>
丸千代山岡家 <3399> (JQS)は、今年1月31日割り当ての株式分割の権利を落とし、1月29日につけた権利落ち後安値779円と同高値860円を往来するボックス相場を続け、きょう26日は商い出来ずとなっているが、今年3月上旬に発表を予定している1月期決算で、今期業績の続伸・復元増配予想など業績期待を高めて下げ過ぎ訂正買いが再燃する可能性があり、前期業績の下方修正は織り込み済みとの市場コンセンサス形成も強まっている。
同社の前期業績は、猛暑の影響や新規出店が計画を下回ったことなどを要因に下方修正されたが、期間限定メニューの定期的実施や新プログラムによる教育研修で高付加価値商品の提供につなげ、ロス管理やスケジュール管理による人件費の効率化なども加わって増益転換は維持、経常利益は、1億8000万円(前々期比3.1倍)、純利益は、3000万円(前々期は1億7800万円の赤字)とV字回復した見込みである。
今期の業績動向は、決算発表を待たなければならないが、東洋経済会社四季報最新号では、今期出店を4店舗程度、人員調整も徹底、家賃減額交渉も推進するとして続伸を観測している。経常利益を2億3000万円(前期見込み比27%増)、純利益を9000万円(同3倍)としている。前期に減配した2000円配当(株式分割権利落ち換算20円)の4000円(同40円)への可能性にも言及している。
株価は、昨年11月の業績下方修正で昨年来安値まで調整したが、直後に発表した株式分割(1対100)を好感して調整幅の倍返しとなる反発をして、株式分割の権利をスンナリ落とした。PBR評価では0.5倍と下げ過ぎを示唆しており、落ち後高値860円を上抜くリバウンド幅の拡大が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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