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【編集長の視点】石川製は業績再上方修正も利益確定売りが交錯しもみ合い
<銘柄ウオッチ>
石川製作所 <6208> は12日、1円高の106円と続伸して寄ったあと2円安と値を消すなど連休前8日終値を挟んでもみ合っている。連休前8日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに、昨年11月に続き3月通期業績の再上方修正を発表、地政学的リスク関連の思惑を強め極低位値ごろ株買いが増勢となったが、日経平均株価が、急速な円安で輸出主力株を中心に3営業日ぶりに急反発している全般相場の影響を受けて乗り換えの動きも増え、今年2月6日につけた昨年来高値123円を前に利益確定売りが交錯している。
3月期業績は、昨年11月の上方修正値より売り上げを1億円、経常利益、純利益を各4500万円引き上げ、純利益は、6500万円(前期比28%減)と減益転換率を縮小する。3Q業績が、9カ月実績で3月通期の年間予想業績をすでに上回って黒字転換して着地しており、売上債権の早期回収などで借り入れが抑制でき、支払利息が前回増額時を下回るとし再上方修正した。
株価は、業績実態とは関係なく地政学リスクが高まるたびに急伸、逆行高・逆行安特性を発揮し、低位値ごろ株人気を高めてきた。この地政学的リスクでは、北朝鮮の核実験、中国海軍艦艇による自衛隊護衛艦への火器管制レーダーの照射、ロシア戦闘機の領空侵犯などの摩擦が頻発、とくに中国とはエスカレートしており、昨年来高値まで急伸した。業績再上方修正でも実態面での割安感は生じにくいが、地政学的リスクは予測不能で、この再燃次第では再度、上値を刺激しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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