【編集長の視点】3連騰の出光興は業績再上方修正で8790円へ一直線

2013年2月6日 11:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  出光興産 <5019> は、280円高の8230円と変わらずを含めて3日続伸している。前日5日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示と同時に、昨年11月に続き3月通期業績の再上方修正を発表、利益が、減益転換率を縮小し市場コンセンサスを上回ることを手掛かりに割安修正買いが増勢となっている。

  3月通期業績は、昨年8月に下方修正したものを11月に一転して上方修正しているが、その増額値よりさらに売り上げを800億円、経常利益を140億円、純利益を60億円それぞれ引き上げ、純利益は、380億円(前期比41%減)と前期の過去最高からの減益転換率を縮め、市場コンセンサスを約80億円上回る。売り上げは、電力会社向け燃料の販売数量増加で上ぶれ、通期想定の原油価格(ドバイ原油)は、前回予想の1バーレル=108.2ドルから106.3ドル、ナフサ価格は1トン=959ドルから958ドルとダウンさせたが、為替レートを1ドル=80.2円から83.2円と円安方向で見直し、円安による円建てベースの原油価格の上昇や在庫評価益の発生、石油化学製品マージンの改善などが加わり、利益の再上方修正につながった。

  株価は、昨年11月の上方修正では6000円台で限定的な反応にとどまったが、全般相場の連騰とともに昨年4月以来の8000円台を回復、大台を出没していた。PER8倍台、PBRは0.5倍と割安であり、昨年3月につけた昨年来高値8790円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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