【編集長の視点】急伸のイビデンが証明する半導体関連株の悪材料出尽し

2013年2月6日 11:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  イビデン <4062> は、234円高の1469円と急反発している。前日5日大引け後に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算が、2ケタの増益転換をして、昨年11月に再下方修正した3月通期業績に対して高利益進捗率を示したことを評価して下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

  同社と同業態の半導体関連では、前日同時に東京エレクトロン <8035> も、今3月期3Q決算の発表とともに、3月通期業績の3回目の下方修正を発表、利益が市場コンセンサスを下回るが、株価は逆に160円高の4015円と5営業日ぶりに急反発している。為替相場が、1ドル=93円台と急速な円安となっており、悪材料出尽くし感を強めている。

  イビデンの3Q決算は、売り上げが前年同期より2%減、営業利益も53%減と続落したが、経常利益は、78億6900万円(同14%増)、純利益は、22億6700万円(同29%増)と増益転換し、昨年11月に再下方修正した3月通期の経常利益59億円(前期比63%減)、純利益3億円(同97%減)を大きく上回った。第2四半期は、円高進行で営業外損益に23億4100万円の為替差損を計上したが、3Qは、円高修正で3カ月間で46億3400万円の為替差益が発生、3Q9カ月では22億9300万円の為替差益を計上することが要因となった。3月通期業績は、今後の為替相場により変動するとして11月の下方修正値を据え置いた。

  株価は、業績再下方修正で窓を開けて昨年来安値892円まで突っ込み、円高修正とともに1449円まで底上げし、米インテル社の不調決算では下値抵抗力を発揮したが、米アップル社の業績伸び悩みでは1200円を試す下値調整となった。PER評価では超割高となるが、PBRは0.7倍と下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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