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【編集長の視点】中国銀行は高値更新、自己株式取得は3Q決算評価よりも株高支援へ確実性
<マーケットトーク>
中国銀行 <8382> は、77円高の1344円と5営業日続伸し、今年1月11日につけた昨年来高値1278円を更新している。前週末1日に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算が、続伸して着地し、同時に自己株式取得・消却も同時発表したことが好感され、割安修正買いが増勢となっている。
3Q業績は、経常利益が前年同期比6%増、純利益が同33%増と伸び、期初予想を据え置いた3月通期業績対比の利益進捗率も、84~83%と目安の75%を上回り順調な推移となった。一方、自己株式取得は、上限を100万株(発行済み株式総数の0.4%)、13億円、取得期間を2月4日から3月22日までとして実施する。自己株式消却は、800万株(同3.66%)を3月22日を予定日に実施する。
3月期決算会社の3Q業績発表は、1月31日をピークに後半戦に入っているが、このなかで株価材料としては、業績の上方修正、下方修正の業績評価は、銘柄個々の状況に従って株高・株安と千差万別に分かれている。そのなかで自己株式だけは、株高ファクターとして確実性を発揮している。
前週末1日に自己株式取得を発表したのは、同社を含めて4社に達した。アステラス製薬 <4503> 、日立造船 <7004> 、ナガホリ <8139> (東2)で、このいずれもが、きょうは株高で始まり、日立造は、4円高の149円と急反発して連日の昨年来高値更新となり、アステラス製薬は50円高の4750円と続伸して昨年来高値にあと10円と迫り、ナガホリも、8円高の222円と急続伸している。
自己株式取得の株高材料の確実性を反映している典型例は、アステラス製薬である。同社は、1日後場取引時間中の14時に自己株式取得を発表、同時発表の3Q決算は、減収減益転換したものの、自己株式取得でカバーして後場寄り付きのザラ場安値4645円から同高値4760円まで急伸した。
なお為替相場や業績推移の先行きに不透明性が拭えないなか、自己株式取得株の確実性にトライするのも、強気相場の乗り遅れない有力な対処法となりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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