トーソー:第3四半期業績を発表、積極的な新規取引先の開拓に取り組んだことから増収となる

2013年1月31日 15:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ステッキを中心とした介護関連用品の販売は好調

  窓辺の総合インテリアであるトーソー <5956> (東2)は31日、今期13年3月期第3四半期連結業績を発表した。

  売上高160億7百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益6億11百万円(同3.1%減)、経常利益5億94百万円(同4.4%増)、純利益2億83百万円(同9.3%増)であった。

  同社グループの業績に大きく影響する新設住宅着工戸数は、復興需要等の下支えに加え、住宅エコポイント終了にともなう駆け込み需要などの影響もあり、前年同期を上回る水準にて推移した。このような環境の下で、同社グループは競争力強化に向けた新製品の投入や、展示会、キャンペーン等を活用した積極的な新規取引先の開拓に取り組んだことから、増収となった。

  事業別の業績を見ると、室内装飾関連事業の売上高は158億26百万円(同3.8%増)、セグメント利益は5億90百万円(同3.8%減)であった。増収でありながら減益となった要因は、原価率がアップしたことと、販促費用が増加したことによる。

  もう一方の介護事業を主とするその他の事業は、売上高2億70百万円(同7.7%増)、セグメント利益22百万円(同19.0%増)と増収増益。ステッキを中心とした介護関連用品の販売が好調に推移したことが、増収増益の要因といえる。

  第3四半期の業績が堅調に推移していることもあり、通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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