【株式評論家の視点】酒井重工業は震災関連の出遅れ、上昇第2ラウンドへの態勢固めが進む

2013年1月31日 11:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  酒井重工業 <6358> が再度の上昇ラウンドへ向け、徐々に態勢が整いつつある。波動は昨年10月15日の182円をボトムに、今年1月11日に335円まで水準を切り上げ、現在はその調整局面。上昇率は84%に達し、それなりの上げを経験したのだが、中低位の復興関連株の大幅高に比べ上げ不足感を認識する向きが多いようで、出来高のボリュームアップが目立ってきている。

  昨年5月1日に363円の高値を示現しているが、その時大きく膨らんだ信用買い残の整理に追われていたことが、上昇率の物足りなさにつながっている。それも、昨年4月27日の624万株が直近では358万株まで減少、それなりの一巡感が出ている。

  国内では震災からの復旧に伴う道路舗装工事が増え、土木工事用ローラーの販売も伸びている。海外では北米は住宅着工の底入れ、及びシェールガスの採掘向けの需要が増加、今2013年3月期は営業利益9億円(前期6億5700万円)の好調な決算が見込まれ、来期についても追い風が吹いている状態に変化はない。上昇第2ラウンドへ発進が近い。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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