【銘柄フラッシュ】ケネディクスが急伸し新日鐵住金や三菱地所も高値に進む

2013年1月30日 16:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  30日後場は、円安の再燃を好感し、日経平均は終値でも2010年4月以来の1万1000円台に乗り高値を更新。前場の自動車株などに続き、後場は新日鐵住金 <5401> が高値を更新し1.7%高、三菱地所 <8802> も高値に進み3.5%高、キッコーマン <2801> も高値を更新し2.2%高など、景気敏感株も上値追いを活発化。材料株物色も活発で、東京個別指導学院 <4745> は祖父から孫への教育費非課税の材料再燃となり15.0%高。売買代金1位は三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> となり1.2%高で高値更新。

  不動産ファンド運営のケネディクス <4321> は20.4%ストップ高。ビル再生リニューアルのサンフロンティア不動産 <8934> も20.0%ストップ高。首都圏でビルを運営する森エステートが新興マンション企業を買収することなどが材料視され、値幅狙いの資金流入も活発の様子。

  新興市場の材料株物色は一服模様となり、バイオ関連株はナノキャリア <4571> (東マ)の12.5%安、DNAチップ研究所 <2397> (東マ)の17.8%安、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング <7774> (JQG)の24.7%安など波乱商状。代わって新田ゼラチン <4977> は10.3%高。

  東証1部の値上がり率1位はケネディクス <4321> の20.4%ストップ高、2位はサンフロンティア不動産 <8934> の20.0%ストップ高。3位には産業資材ネット通販のMonotaRO(モノタロ) <3064> が入り復興関連とされて17.9%高、4位にはヤフー <4689> の17.1%高が入り好決算と自社株買いを好感。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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