【アナリストの眼】3回目増額の可能性強いクリナップ、システムキッチン絶好調

2013年1月30日 12:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  システムキッチン大手のクリナップ <7955> に注目したい。今期(13年3月期)業績見通しの3回目の増額修正期待を支援材料に、株価は昨年来高値を試す可能性があるだろう。

  今期の連結業績見通しは、11月6日に2回目の増額修正を発表して売上高が前期比8.6%増の1123億円、営業利益が同47.7%増の35億円、経常利益が同53.6%増の32億円、純利益が同16.5%減の18億円としている。純利益は税効果一巡で減益見込みだが、堅調な住宅着工を背景としてシステムキッチンやシステムバスの販売が好調であり、原価低減効果も寄与して大幅営業増益の見込みである。また通期予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が66.8%、経常利益が67.1%、純利益が71.7%と高水準である。不透明感が強いとして下期を慎重に見ている会社予想だが、3回目の増額修正の可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、11月6日の再増額修正も好感して戻り歩調の展開となった。1月16日には694円まで上昇して昨年3月12日の高値697円に接近する場面もあった。足元は上げ一服の形だが高値圏の660円~680円近辺で堅調に推移している。好業績見通しを評価する動きだろう。29日の終値662円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS38円63銭で算出)は17~18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.5%近辺、そして実績PBR(前期実績の連結BPS1154円67銭で算出)は0.6倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインの形で強基調を維持している。足元は高値圏での短期調整が一巡したタイミングだろう。週足チャートで見ると、12年3月の697円と11年2月の685円で700円手前にフシの形だが、今期業績の3回目の増額修正期待が支援材料であり、フシを突破すれば一段高の可能性があるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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