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【編集長の視点】KDDIは権利落ち後高値、業績上方修正と再度の株式分割を歓迎
<銘柄ウオッチ>
KDDI <9433> は、270円高の6620円と急反発し、連日の株式分割の権利落ち後高値更新となっている。前日28日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月通期業績の上方修正と再度の株式分割を発表、3Q業績自体が、今年1月25日の観測報道値を上回ったこともあり、割安株買いと株式分割の権利取りの買い物が集まっている。前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して202円高(円換算値)で引けたことも側面サポートしている。
3月通期業績は、期初予想より売り上げを500億円、営業利益を50億円、経常利益を100億円それぞれ引き上げ、純利益を150億円引き下げ、経常利益は5000億円(前期比10%増)と続伸し、純利益は2350億円(同1%減)と続落する。LTE対応の端末発売に伴い端末販売収入が増加するとともに、スマートフォンシフトによりデータ通信料の増加が期初予想を上回ることから上方修正したもので、純利益は、旧800MHz帯設備を含む固定資産の減損損失を計上し下方修正となった。
なお3Q営業利益(3カ月ベース)は、観測報道の前年同期比30%増を上回り39%増で着地した。
株式分割は、昨年9月末割り当てで実施したが、さらに今年3月31日割り当てで1株を2株に分割、同社の投資単位当たり金額を引き下げ、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を目的としている。
株価は、昨年9月末割り当ての株式分割(1対100)の権利をスンナリ落とした6000円台出没場面からケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム <4817> (JQS)への株式公開買い付けや3Q業績観測報道で分割権利落ち後高値まで上値を伸ばした。PERは10倍台、配当利回りは2.5%と割安であり、株式分割の権利取りでつけた昨年9月高値6680円(権利落ち換算値)に肉薄しているここから2008年5月高値7250円(同)が意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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