【アナリストの眼】朝日ラバー、2Qの高い進捗率から株価出直り歩調、好利回り

2013年1月29日 10:07

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ゴム製品の朝日ラバー <5162> (JQS)に注目したい。株価は出直り感を強めており、昨年6月の高値を試す動きとなりそうだ。

  自動車向けなどの工業用ゴム事業を主力として、スポーツ用ゴム製品や医療用ゴム製品にも事業展開している。シリコーンゴムをベースにした製品に強みを持ち、自動車内装用小型電球やLED照明のカラーキャップが主力製品である。

  今期(13年3月期)連結業績見通しは11月8日に減額修正して売上高が前期比4.8%減の47億70百万円、営業利益が同39.6%減の1億47百万円、経常利益が同50.4%減の1億05百万円、純利益が同17.6%減の60百万円としている。車載用LED関連製品は米国向けを中心に堅調だが、スポーツ用ゴム製品や医療用ゴム製品が顧客の在庫調整の影響などで低調な模様だ。ただし通期予想に対する第2四半期累計(4~9月期・2Q)の進捗率は、売上高が50.5%、営業利益が59.9%、経常利益が61.0%、純利益が66.7%と高水準である。米国自動車市場の好調や円高修正トレンドも考慮すれば、一転して通期上振れの可能性もあり、来期(14年3月期)の収益改善も期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、昨年11月9日の221円をボトムとして反発し、急速に水準を切り上げる展開となった。足元では1月28日に280円まで戻している。円高修正を好感して来期の業績改善を期待する動きだろう。28日の終値280円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円19銭で算出)は21~22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS628円95銭で算出)は0.4倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調の形である。また週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して上伸し、トレンド転換を鮮明にしている。来期の業績改善期待を支援材料として、昨年6月22日の高値315円を試す動きとなりそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】JUKIは事業構造の改革を推進、日証金では株不足状態に(2013/01/28)
【編集長の視点】減額ファナックの急落響きハイテク株軒並み安、全般個別物色へ(2013/01/28)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事