【注目のリリース】ユビテック:コスト削減や円安効果で上期の赤字半減へ

2013年1月27日 10:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ユビテック <6662> (JQS)は25日、集計中の第2四半期の業績予想(7~12月累計・上期)を見直し、売上高は小幅減額した一方で、営業・経常・純利益は大幅な赤字縮小の見込みとした。全社的なコスト削減、子会社での売上総利益率の改善に加え、円安による為替差益、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成金収入などが要因。連結営業利益は1.6億円の赤字予想を半減になる0.85億円の赤字予想に見直し、純利益は0.7億円の赤字予想を0.35億円の赤字予想に見直した。通期の予想は、現時点で修正はしないとした。

  連結売上高の予想は、電子機器事業で紙幣鑑別ユニット等のATM向けセンシングモジュールが中国問題の影響を受けたことなどにより、4.6%減額し、13.35億円の見込みとした。第2四半期の決算発表は2月8日の予定。

  週末25日の株価終値は3万2400円(250円高)。全体相場は昨年11月から回復基調を続けているのに対し、同社株が動意を本格化させたのは1月初からで、1月初の2万7000円台から24日に3万3900円まで約25%の上昇になった。円高是正効果の寄与が早いようで、6月通期の予想も遠からず増額修正する可能性が強まったといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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