神戸製鋼、加古川製鉄所の厚板新熱処理炉が営業運転開始

2013年1月24日 20:56

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 神戸製鋼所は、加古川製鉄所厚板工場の熱処理能力の増強策として新熱処理炉の増設工事を行ってきたが、今回工事が完了し、今年1月より本格営業運転を開始したと、24日発表した。今回の新熱処理炉導入により同社の熱処理能力はほぼ倍増した。総投資額は約40億円。

 神戸製鋼の厚板分野は今回の熱処理能力増強に伴い、今後も着実な需要が見込まれるエネルギー分野向けの拡販に注力し、造船分野、建材分野と合わせた「3本柱」を中心とする強固な事業体を目指していく。

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