【アナリストの眼】決算発表後株価調整のアクトコールに再評価、2ケタ増益

2013年1月24日 10:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価診断>

  アクトコール <6064> (東マ)は、1月15日に前期(12年11月期)連結業績を発表した。株価は決算発表後に失望感で売られる形になったが、今期(13年11月期)好業績見通しを再評価する動きが強まるだろう。

  水回り、ガス、電気、鍵の紛失など日常生活でのトラブルに、全国の業者ネットワークを活用して24時間365日対応の「緊急駆けつけサービス」を提供する会員制事業を主力としている。会員制事業の会員数増加やコールセンター事業の受託社数の増加に対応するため、鹿児島市に2カ所目のコールセンターを新設(13年6月操業予定)する。

  前期連結業績は売上高が前々期比21.6%増、営業利益が同2.2倍、経常利益が同2.1倍、純利益が同2.5倍だった。大手ハウスメーカー賃貸物件向け月額サービス提供開始などで、会員制事業やコールセンター事業が順調に拡大した。先行投資の増加などで利益は計画をやや下回ったが、大幅増収増益だった。会員制事業の新規獲得会員数は146千人、期末時点の累計有効会員数は345千人、コールセンター事業の受注先数は87社となった。

  今期の見通しは売上高が前期比21.6%増、営業利益が同26.5%増、経常利益が同27.5%増、純利益が同56.2%増としている。会員制事業は月額プラン拡販などで新規獲得会員数183千人、期末時点の累計有効会員数389千人の計画とし、コールセンター事業の受注先数は前期比ほぼ倍増の173社の計画としている。

  株価の動きを見ると、今期見通しが市場予想を下回ったとして決算発表翌日の1月16日は前日比142円(7.79%)安の1681円まで急落し、翌17日も1669円まで調整する場面があった。ただし足元では売り一巡して下げ渋る展開となり1700円台半ばに戻している。23日の終値1728円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS156円81銭で算出)は11倍近辺、実績PBR(第2四半期実績の連結BPS404円14銭で算出)は4.3倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んで調整局面だが、1600円~1700円近辺が下値支持線となってほぼ底値圏だろう。目先的な売りはほぼ一巡したと考えられ、今期好業績見通しに対して再評価の動きが強まり、出直り展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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