【相場熟者が答える投資相談】ショーボンド、下押し懸念薄く持続、業績も好調

2013年1月23日 13:35

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  【問い】 ショーボンドホールディングス <1414> を2700円で200株持っています。上げが止まったようにも感じるのですが、今後の見通しについてお願いします。

  【答え】 1月22日(火)は5円安の3395円と小幅ながら続落しています。

  公共投資を柱とする「国土強靱(きょうじん)化基本法案」、10年間で200兆円の公共事業の推進による、耐震化・補強の工事が増加するとの期待感から、1月16日に昨年来高値3630円と買われていましたが、21日付でUBS証券が同社の投資判断を3段階中最上位の「バイ」からは「ニュートラル」に格下げしたことから、やや利益確定売りに押される展開となっています。同証券では目標株価を2900円から3400円へ引き上げていますが、株価は業績期待を織り込んだ水準にあると判断しているようです。

  足元の業績、今6月期売上高は500億円(前期比12.7%増)、営業利益は77億円(同17.9%増)、経常利益は80億円(同16.5%増)、純利益は49億円(同32.9%増)と2ケタ増収増益を見込んでいます。来6月期も増収増益が観測され好調が続く見通しです。

  株価は、昨年11月13日安値2170円から1月16日昨年来高値3630円と1460円幅(67%)上昇。今期予想PER20倍台と買われたこともあり、上げ一服となっても当然といえますが、国土交通省が高速道路会社の債務完済を10年延期し、3兆円程度の財源を捻出し、老朽化している高速道路の補修費用に充てることなど、今後も補修工事など期待出来る状況です。また、同社は無借金経営で自社株買いを断続的に実施している経緯から大きく下押しする懸念は少ないと思われます。中長期で上昇トレンドを継続する可能性がありますので、持続も良いでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】石炭価格上昇に期待の日本コークス、信用買い残も整理進む(2013/01/23)
【株式評論家の視点】ドトール・日レスは海外展開を加速し収益向上、低PBR見直しも(2013/01/23)
【株式評論家の視点】丸善は市場人気復活へ向く、全般手詰まり感で出番(2013/01/23)
【株式評論家の視点】出直りタイミングのイーブックイニシアティ、好決算発表に期待(2013/01/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事