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【相場熟者が答える投資相談】エムスリーは戻りを待って売却も、医薬品情報サイトは好調
【問い】 エムスリー <2413> を13万円で9株持っています。下がってきましたので、売ったほうがよいか迷っています。今後の見通しと対処方法についてお願いします。
【答え】 12月7日(金)は200円安の13万7600円と5日続落で、分割後の安値更新と値を消しています。
自公が政権奪回、金融緩和に円高進行と公共投資に対する期待感から、主力の輸出関連などが買い直される一方で、外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ性の強い好業績株が売られているようです。また、昨年9月30日を基準日として、1株に3株の割合をもって株式分割を実施していますので、需給が悪化し上値の重たさから、処分売りも膨らんだと思われます。
足元の業績、医薬品情報サイト「MR君」が好調のほか、医療従事者専門の人材紹介サイト「エムスリーキャリア」の利用者も増加し、医療ポータル事業の好調が大きく寄与し、今3月期売上高は253億円(前期比32.9%増)、営業利益は90億円(同17.7%)、経常利益は90億円(同17.0%増)、純利益は53億円(同18.0%増)を見込んでいます。
株価は、昨年3月安値9万4467円から同10月23日に分割前の高値16万1900円と上昇。26週移動平均線を下回ったことで、三段上げが終了した感があります。今期予想PER41倍台と割安感に乏しいものの、来3月期も最高益更新と観測されていますので、9月19日安値13万0333円前後が目先の下値として意識されると思われます。14万5000円前後まで戻りを待って売却もと考えます。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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