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年末年始の旅行人数が6年ぶりに3000万人台へ、JTB調査
JTBが5日に発表した「年末年始(12月23日~1月3日の12日間)に1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向の見通しによると、国内旅行人数は前年比1.3%増の2937万1000人、海外旅行人数は前年比0.3%増の65万7000人で、総旅行人数は6年ぶりに3,000万人台となる見込みであることがわかった。海外旅行人数は過去最高を記録した1996~1997年(68万4000人)に次いで過去2番目に多くなる見通し。
今年の年末年始の一般的な休みは12月29日(土)~1月3日(木)の6日間となり、1月4日(金)を休めば9連休が可能となることから、旅行日数、出発日や帰国日、旅行先など旅行の選択肢が広がるため、近場の旅行だけではなく連続休暇を利用した長距離方面の旅行も増える見通しとなっている。
実際、引き続き円高基調であることも背景にヨーロッパやアメリカ本土など長距離方面の旅行が増えており、前年比で10%以上伸びる見通しとなっている。また、ハワイや東南アジアなども人気を集めている。一方、中国、韓国、香港への旅行者は昨年より減少する見込みとなっている。
長距離方面の旅行者比率が高まるため、海外旅行平均費用は前年比2.6%増の20万7,000円になる見込み。
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