ヤマハ発動機、タイ市場向け二輪車「Spark115i」を発売

2012年12月6日 11:49

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「Spark115i」(2013年タイ向けモデル)(画像:ヤマハ発動機)

「Spark115i」(2013年タイ向けモデル)(画像:ヤマハ発動機)[写真拡大]

 ヤマハ発動機は5日、「扱いやすく気軽に乗れるベーシックモデル」をコンセプトとした新製品、空冷114cc・FIエンジンを搭載したMT(マニュアルトランスミッション)モデルの「Spark115i」を開発し、タイのグループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)にて12月上旬よりタイ市場に導入すると発表した。

 同モデルは、2012年春よりタイ市場に順次導入した「Mio115i」、「TTX」、「NOUVO SX」、「Mio125i」に並ぶ、ヤマハ発動機の中期成長戦略「アセアン二輪車における商品力・収益力向上」の取り組みの1つとなるモデル。

 「Spark115i」は、日々の買い物や2人乗り使用においての「快適さ」「気軽に乗れる親しみやすさ」「心地よい乗り心地」を主題にきめ細かな設計を施した製品。エンジン・車体とも新設計し、燃料供給にはFIを新採用。優れた出力と燃費、環境性能を調和させた。

 主な特色は、取りまわしやすく乗る人に馴染むコンパクトな車体、現行モデル比で燃費25%向上の優れた経済性、トルクフルなエンジン特性と素直な操縦性による市街地での力強くかつスムースな走り、音響解析技術を応用し開発した新設計マフラー採用による心地よい排気音とそれを引き立てる静かなエンジン、“うねり感”をもたせ、しなやかで躍動的な雰囲気を強調したボディデザインなど。

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