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九州電力、電気料金の値上げを発表 家庭向け8.51%、企業向け14.22%
九州電力は27日、経済産業大臣に電気料金値上げの申請を行ったと発表した。経営合理化の徹底を前提に、家庭向けについては2013年4月から平均8.51%の値上げを申請し、企業向けについても同時期から平均14.22%の値上げを実施する。
同社によると、原子力発電所の運転再開遅延に伴う燃料費等の増加により、2011年度は約2,300億円の赤字となったことに加え、2012年度についても3,700億円程度の赤字となる見通しだという。この金額は、コスト削減や一時的な支出抑制が可能な費用の約8割に及び、「この額を削減することは、当社の基本的使命である電力の安定供給に重大な支障をきたすおそれがある」(九電)ことから、今回「苦渋の決断」(九電)として電気料金の値上げを行うとしている。
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