【編集長の視点】Vコマースはもみ合いも東証1部指定替えの好需給思惑に最高純益更新評価がオンして上値トライ

2012年11月27日 14:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  バリューコマース(Vコマース) <2491> は27日、300円高の4万8700円まで続伸したあと、300円安と反落する場面もあり、東証マザーズ時の11月16日につけた年初来高値5万500円を前にもみ合いを続けている。

  同社株は、11月22日に東証第1部に指定替えされて売買を開始したが、指定替えに際して新株式発行などの希薄化材料を伴わず、指定替え1カ月後には東証株価指数(TOPIX)への算入が開始されることから、TOPIX連動型のファンドの買い増しなどの需給好転思惑を再燃させ内需割安株買いが増勢となる一方、利益確定売りも交錯している。

  ただ、自己株式取得や今12月期業績が上方修正され、純利益が2期ぶりに過去最高を更新することもフォローし、下値は仕込み好機で上値トライを強めそうだ。

  同社は、今年8月に東証第1部への指定替えを申請するとともに、株主への利益還元、機動的な資本政策の遂行、親会社のヤフー <4689> との関係強化のために自己株式取得も推進してきた。

  また今期業績は、今年5月にアフリエイトマ-ケティングサービス事業で成果型広告出稿の増加などを要因に上方修正され、純利益は、6億円(前期比35%増)と増益転換、2010年12月期の過去最高(5億5800万円)を更新する。

  このため株価は、1株純資産2万4511円割れの安値水準から底上げ、東証1部指定替え承認・期末記念配当増配も追撃材料となって年初来高値まで2.1倍化し5万円台出没を続けている。PER14倍台の割安修正に好需給思惑も加わり、高値抜けから2007年12月高値6万3600円が次の上値ターゲットとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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