【アナリストの眼】株価上値追い強まる鈴茂器工、主力の米飯加工機械事業好調

2012年11月22日 10:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  鈴茂器工 <6405> (JQS)は、寿司・のり巻きロボット、おむすび・ご飯盛り付けロボットなどの米飯加工機械を主力としている。通期業績上振れの可能性が高く、株価は上値追いの展開となりそうだ。

  11月7日に今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比11.1%増、営業利益は同8.6%増、経常利益は同9.4%増、純利益は同17.0%増の増収増益だった。主力の米飯加工機械事業が同11.0%増収、子会社の衛生資材事業が同11.3%増収と、いずれも好調に推移した。

  通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比2.9%増、営業利益が同0.5%増、経常利益が同横ばい、純利益が同8.0%増としている。ほぼ横ばいの会社予想だが、通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.5%、営業利益が58.2%、経常利益が59.2%、純利益が65.4%と高水準である。米飯加工機械の受注が好調であり、通期上振れの可能性が高いだろう。

  中期的にも、国内は回転寿司・持ち帰り寿司店、弁当・おむすび・惣菜店、牛丼店チェーンなどでの新規導入や新規出店、海外は日系フードビジネス企業の積極進出が追い風となり、収益拡大が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、牛丼店チェーンの吉野家ホールディングス <9861> が丼物の盛り付けを自動化するため当社製の機械を採用するとの報道を受けて、11月6日に前日比56円(7.52%)高と急伸し、7日には年初来高値となる820円まで上昇した。その後も概ね800円近辺の高値圏で推移している。20日の終値798円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円63銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は1.8%近辺、そして実績PBR(前期実績連結BPS1236円43銭で算出)は0.6倍近辺となる。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインの上昇トレンドを維持している。700円台での短期調整が完了して中段保ち合いから上放れた形だろう。通期業績上振れの可能性が高いだけに、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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