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関電、BPシンガポール社から天然ガス価格を指標としたLNGを購入へ
関西電力は19日、英BP社のグループ会社であるBPシンガポール社との間で、液化天然ガス(LNG)購入契約に関する基本合意書を締結したと発表した。
同契約は、2017年度から15年間、年間約50万トンのLNGをBPシンガポール社から購入するものであり、原油価格ではなく天然ガス価格を指標価格としている。
さらに同契約は、従来のようにLNG供給源を特定したものではなく、BPグループがトリニダード・トバゴやエジプトを始め、世界各地に保有する複数のLNG供給源からBPシンガポール社を通じて関電がLNG供給を受ける契約(ポートフォリオ契約)としている。
同契約の実現により、価格指標の多様化や調達先の分散化を図ることで、関電のLNG調達の経済性や安定性の一層の向上につながる。
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