【アナリストの眼】片面プリント配線板世界トップの京写、株価割安顕著

2012年11月20日 10:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価診断>

  京写 <6837> (JQS)は、生産量世界首位の片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、部品実装や実装治具なども展開している。株価は目先的に底打ち感を強めてきた。

  10月26日発表の今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)の連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増、営業利益が同94.5%増、経常利益が同79.7%増、純利益が同66.3%増だった。片面プリント配線板は映像機器関連や家電関連が低迷したが、一方で両面プリント配線板は自動車関連、事務機器関連、LED照明関連が好調だった。増収効果に加えて、原価低減効果も寄与して大幅増益だった。

  通期については前回予想を据え置き、売上高が前期比3.4%増、営業利益が同18.7%増、経常利益が同6.7%増、純利益が同0.9%増の増収増益見込みとしている。自動車関連に不透明感があるが、事務機器関連、LED照明関連などの需要が堅調な模様で、インドネシアの収益改善も寄与する模様だ。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が47.1%、営業利益が42.5%、経常利益が49.0%、純利益が45.8%である。現時点では特にネガティブな水準とは言えないだろう。

  株価の動きを見ると、軟調展開が続いて11月13日には150円まで調整した。しかし足元では反発して160円台に戻している。業績見通しに対する警戒感を織り込んで目先の底打ちを確認した形だろう。19日の終値161円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円25銭で算出)は3~4倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS224円52銭で算出)は0.7倍近辺となる。

  週足チャートで見ると13週移動平均線に押し戻される展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を回復した。6月の安値148円を割り込まずに反発して、目先的には底打ち感を強めている。収益改善期待などで強基調へ転換の構えだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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