【アナリストの眼】スポーツ特化運営モブキャスト、新規会員好調、上場直後高値視野

2012年11月13日 10:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価診断>

  モブキャスト <3664> (東マ)は、スポーツ分野に特化したモバイル端末向けSNS「mobcast」運営と、自社開発のソーシャルゲームを展開している。プラットフォームのオープン化、ソーシャルゲーム新タイトル積極投入、海外展開、メディアサービスの拡充を重点戦略と位置付けており、11月6日には韓国NEOWIZ社と業務提携の基本合意締結を発表した。

  11月6日発表の今期(12年12月期)第3四半期累計(1~9月期)の業績(非連結)は、売上高が35億33百万円、営業利益が6億88百万円、経常利益が6億79百万円、純利益が3億94百万円だった。新規会員数の大幅増加などで前年同期間との比較で96%増収だった模様である。

  通期については前回予想(8月7日に増額修正)を据え置き、売上高が前期比2.2倍の45億円、営業利益が同2.2倍の11億25百万円、経常利益が同2.2倍の11億15百万円、純利益が同38.2%増の6億69百万円の大幅増収増益見込みとしている。「mobcast」会員数は10月末時点で270万人(前年同期比85%増)を突破するなど好調が続いている模様だ。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が78.5%、営業利益が61.2%、経常利益が60.9%、純利益が58.9%である。利益面の進捗率がやや低水準だが会員数は増加基調であり、7月投入「モバサカ」と9月投入「メジャプロ」の寄与が本格化することを考慮すれば達成可能だろう。

  株価の動きを見ると高値圏で推移していたが、11月7日には終値で前日比13.61%安の2026円まで売られ、8日には一時1965円まで調整する場面があった。ただし8日は終値で前日比2.27%高の2072円、9日の終値も前日比4.83%高の2172円と切り返している。通期見通し据え置きに対する失望売りや利益確定売りは一巡したようだ。11月12日の終値2165円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS109円47銭で算出)は19~20倍近辺、実績PBR(第3四半期末実績BPS230円98銭で算出)は9~10倍近辺となる。

  日足チャートで見ると高値圏から反落したが、10月12日の安値1819円を割り込まずに反発して25日移動平均線近辺まで戻し、下値を切り上げる形となった。今期好業績見通しを再評価して、新規上場直後の高値2570円が視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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