星光PMC:主力の製紙用薬品は減収ながら生産性向上・合理化等により増益

2012年11月3日 06:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■差別化商品を市場に投入するが、厳しい市場環境の影響を受ける

  製紙用薬品の星光PMC <4963> は2日、今期13年3月期第2四半期連結業績を発表した。売上高107億36百万円(同7.6%減)、営業利益5億円(同16.7%減)、経常利益5億25百万円(同14.2%減)、純利益3億34百万円(同7.6%減)と減収減益。

  製紙用薬品では、業界トップの技術力を持つ同社は、今期も高品質化・生産性の向上や環境保護・省資源等、販売先業界の経営戦略に対応した差別化商品を市場に投入し、売上増加に努めたが、厳しい市場環境の影響を受け、減収となっている。

  事業別の業績は、製紙用薬品事業の売上高は77億44百万円(同4.5%減)、営業利益3億96百万円(同2.3%増)、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業の売上高は、29億91百万円(同14.8%減)、営業利益1億4百万円(同51.1%減)。

  主力の製紙用薬品事業は、減収となったものの生産性向上・合理化等により、増益となった。印刷インキ用・記録材料用樹脂事業については、水性インキ用樹脂の売上高は堅調に推移したが、オフセットインキ用樹脂の売上高が減少した。さらに、事務機器業界における世界的な需要後退の影響を受け、記録材料用樹脂も減収となった。その結果、営業利益は半減した。

  今期下半期については、同社では、欧州経済低迷の深刻化・長期化、中国を始めとする新興国における経済成長の鈍化等、日本を含め世界的な景気の停滞傾向が強まる中で、製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業とも需要が当初予想を下回って推移しており、下期も引き続き需要の停滞が見込まれると判断し、通期業績予想を修正している。

  13年3月期連結業績予想は、売上高217億40百万円(前期比4.3%減)、営業利益12億60百万円(同18.9%増)、経常利益13億20百万円(同19.3%増)、純利益8億40百万円(同140.1%増)と減収ながら増益を見込む。

  2日の株価は、293円で引けている。チャート的には安値圏で推移しているが、株価指標は予想PER(連)10.5倍、PBR0.46倍、配当利回り4.0%と割安。鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を持つCNF(セルロースナノファイバー)という材料もあることから、株価の反発が期待できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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