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【編集長の視点】日本エム・ディ・エム、2Q下方修正も通期据え置きで下値抵抗力
<銘柄ウオッチ>
日本エム・ディ・エム <7600> は、16円安の233円と2日間の変わらずを含めて5営業日ぶりに反落している。前日30日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合わせて、その2Q累計業績の下方修正を発表、赤字転落幅を悪化させたことで利益確定売りが先行している。ただ、3月通期業績は、期初予想を据え置いたことから悪材料出尽くし感も強め、このところ相次いだ新製品の発売に期待し、下値サポートラインとなっている26週移動平均線水準で下値抵抗力も示している。
2Q累計業績は、決算期を前期に5月期から3月期に変更し、前年同期と月度が異なる。このなかで売り上げを期初予想より4億1700万円、経常利益を1億4400万円、純利益を1億5700万円それぞれ引き下げ、純利益は、3億700万円の赤字(前年同期は2200万円の黒字)と落ち込んだ。
売り上げは、競合他社との競争激化、季節要因や、ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約終了に合わせて予定していた新規導入製品の品質確保のため慎重に対応して一部新製品の全国販売展開が遅れたことで骨接合材料の売り上げが予想に達しなかったことで下ぶれ、利益は、コスト削減努力により販売管理費を大幅に改善させたが、今年4月の償還価格引下げの影響や、急激な円高により米国子会社ODEV社向け貸付金や米ドル外貨預金に為替差損が発生したことなどで下ぶれた。
3月通期業績は期初予想に変更はなく、今年7月、8月、10月とODEV社の脊椎固定器具の新製品などが、相次いで薬事承認を取得し発売され、自社製品売上比率が、第1四半期の45.8%から2Qに53.1%に高まったことなどから黒字転換、純利益は、2億6000万円(前期は1億7800万円の赤字)と見込んでいる。
株価は、年初来安値200円から7月の新製品の薬事承認・発売でストップ高して318円の戻り高値をつけるなど値ごろ妙味を手がかりに急騰習性発揮しつつ底もみを続けてきた。PER評価では割高だが、PBRは0.5倍と下げ過ぎを示唆しており、材料株思惑の底流で底上げ展開が予想される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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