【アナリストの眼】中期成長が期待できるイワキ、配当利回り3%台、現物買い好機

2012年10月26日 10:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  イワキ <8095> は、医薬品事業(医療用・一般用医薬品)、医薬品原料・香粧品原料事業(ジェネリック医薬品原料など)、食品原料・機能性食品事業、化成品事業(メッキ薬品、農薬原料、医薬中間体など)などを取り扱う商社で、グループ内にメーカー機能も有している。収益柱のジェネリック医薬品原料の市場が拡大しているため、中期的な成長が期待されるだろう。

  10月10日に、今期(12年11月期)第3四半期累計(11年12月~12年8月期)連結業績を発表した。売上高は前年同期比4.9%減、営業利益は同21.3%減、経常利益は同17.7%減、純利益は同69.9%減の減収減益だった。薬価改定の影響、景気減速の影響などで、各事業とも総じて需要が低調だった。

  通期については前回(1月13日公表)の会社予想を据え置き、売上高が前期比1.5%減、営業利益が同9.5%減、経常利益が同11.3%減、純利益が同57.1%減としている。需要が総じて低調なことに加えて、純利益については負ののれん発生益一巡も影響する模様だ。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が72.5%、営業利益が73.9%、経常利益が77.0%、純利益が64.2%である。概ね順調な水準だろう。

  株価の動きを見ると、第3四半期累計業績の発表を受けて10月15日には160円まで調整する場面があったが、足元では概ね160円台半ばで推移している。25日の終値166円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS20円72銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3%台後半、実績PBR(前期実績の連結BPS450円96銭で算出)は0.3倍台となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、9月6日の159円と10月15日の160円でダブルボトムとなった可能性があるだろう。また週足チャートで見ると26週移動平均線が抵抗線の形だが、一方では160円近辺が下値支持線の形でありほぼ底値圏だろう。指標面の割安感に見直し余地があり、ジェネリック医薬品原料の成長期待も支援材料であり、底入れ反発のタイミングは近いだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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