【話題】米フェイスブックの株価急反発で!再生医療関連人気一巡でSNS・ソーシャルゲーム関連出番

2012年10月25日 10:35

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ディー・エヌ・エー <2432> 、グリー <3632> 、サイバーエージェント <4751> など、SNS・ソーシャルゲーム関連に注目したい。米フェイスブックの株価急反発、M&Aや業界再編への思惑が好材料となり、iPS・再生医療関連人気の一巡もあって、SNS・ソーシャルゲーム関連に対する物色が強まりそうだ。

  SNS世界最大手の米フェイスブックが23日に発表した7~9月期の業績は、売上高が前年同期比32%増の12億6200万ドルだった。スマートフォン向けの広告売上高が大幅に伸びて全体を牽引した。オンラインゲームの課金収入は米ジンガの不振で伸び悩んだ。最終利益は株式上場に伴う一時的費用が発生したため5900万ドルの赤字だったが、実質1株利益は前年同期と同じ0.12ドルだった。そして売上高、1株利益ともに市場予想を上回る水準だったことを好感して、24日の株価は急反発している。

  グリーは23日、スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> 傘下のスクウェア・エニックスと共同で、人気ゲームソフト「FF(ファイナルファンタジー)」などの交流ゲーム版を共同制作して「GREE」で配信すると発表した。さらに24日、急成長しているゲーム開発会社ポケラボを買収すると発表した。有力なゲームタイトルや開発のための人材を取り込む戦略を加速させている。

  日本のソーシャルゲーム関連企業の好業績と対照的に、ゲーム大手の米ジンガは23日、日本などの開発拠点を閉鎖すると発表している。スマートフォンへの対応遅れで業績が悪化しているため、人員削減などのリストラに追い込まれた。また日本でも、ゲーム機・ゲームソフト最大手の任天堂 <7974> (大1)は24日、今期業績見通しの大幅下方修正を発表した。

  ゲーム市場では成長分野が、ゲーム専用機向けパッケージソフトやパソコン向けオンラインゲームから、スマートフォン向けソーシャルゲームにシフトしている。この分野では日本企業が圧倒的な強みを持ち、有力タイトルや開発のための人材を取り込むため、ソーシャルゲーム開発会社に対するM&Aや、ソーシャルゲーム対応に出遅れたゲーム開発会社の再編などが活発化する見込みとなっている。

  また、山中伸弥京都大学教授のノーベル生理学・医学賞受賞を機に物色されたiPS関連・再生医療関連銘柄の人気もやや一巡してきたため、物色がSNS・ソーシャルゲーム関連にシフトする可能性があるだろう。コンプガチャ規制問題で業績に対する警戒感を強めて売り込まれてきただけに、本格的な反発局面に繋がる可能性もあるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】アコム株価、急落後下げ渋る、大手証券判断引下げも個人買い活発(2012/10/22)
【今日の言葉】205ドル安のNYダウの行方(2012/10/22)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事