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【編集長の視点】カゴメ株価急落、一転、通期経常益を下方修正、PER割高
<銘柄ウオッチ>
カゴメ <2811> は、59円安の1659円と4営業日続落している。前日22日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、今年7月に上方修正した3月通期業績の一転した下方修正を発表したことで9月28日につけた年初来高値1799円を前に利益確定売りが増勢となっている。
主力株の業績下方修正は、今年10月15日の宇部興産 <4208> 以来、NOK <7240> 、安川電機 <6506> 、東京製鐵 <5423> などと続き、多くがアク抜けとして株価は値上がりし、前日22日の米国市場でも、キャタピラーが、年間業績見通しを下方修正したものの前日比プラスで引けたが、19日発表の三菱商事 <8058> の下方修正が、減配を伴い株価が急落、安値後に急反発したが、前日比プラスまでは戻り切れず、きょうの戻りも限定的にとどまっていることが、カゴメの株価に響いている。
カゴメの3月通期業績は、7月の上方修正値に対して売り上げ、純利益は据え置きとしたが、営業利益、経常利益をそれぞれ5億円引き下げ、経常利益は、99億円(前期比7%増)と連続増益率を縮める。
今年2月に京都大学の研究グループが、トマトジュースの成分にメタボリックシンドロームの予防効果があるとの研究成果を発表したことをキッカケにトマトジュースの販売などが好調に推移したが、広告投資、販売促進活動を活性化させて負担増となって、2Q利益が、上方修正値を5~3億円下ぶれて着地しており、その下ぶれ分だけ通期利益を下方修正した。純利益は、据え置きとして65億円(前期比54%増)と8期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。
株価は、7月の今期業績上方修正で年初来高値1799円まで160円高して1700円台での高値もみ合いを続けてきた。PER評価では25倍台と割高だが、売り長で逆日歩のつく信用好需給と綱引きして方向感を探ろう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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