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【株式評論家の視点】戻り相場加速のアマダ、レーティング引上げを好感、指標も割安
<銘柄の見所>
アマダ <6113> が10月10日の年初来安値332円から一気の引き戻し相場に転じてきた。外資系証券がレーティングを中立から買いに引き上げたことをきっかけに、買い人気が高まってきたもの。ただ業績予想は下方修正、目標株価も引き下げとややちぐはぐな点もある。
今2013年3月期の第1四半期の決算は営業利益が8億7800万円の損失(前期1億9000万円の黒字)と低調だった。国内では板金部門や工作機械部門が伸び、海外でも、北米、欧州は好調だったが、中国の低迷などが響いた。会社側は後半の盛り返しを前提に今3月期の営業利益170億円(前期比85%増)の見通しを据え置いた。
ただ、市場では業績未達懸念が強まり、減額を想定した売りが続き、株価の底入れが10月10日の332円とずれ込んだ。配当利回り4.1%、PER0・4倍と、投資指標は圧倒的な割安水準に位置している。ここでの底値反転の動きがそのまま本格的な戻り相場につながる可能性も強い。決算発表は11月2日。仮に下方修正となっても、株価的には十分に織り込んできている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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