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【アナリストの眼】メディアスHD着実な下値切上げ、医療機関の活発な投資が追い風
<業績&株価分析>
メディアスホールディングス <3154> (JQS)は、医療機器の販売・メンテナンスを主力として、介護福祉機器の販売・レンタルなども展開している。静岡県が地盤だが、M&Aも活用して首都圏や東海圏での営業体制を強化している。
今期(13年6月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比2.4%増の1360億円、営業利益が同20.7%増の10億円、経常利益が同16.3%増の13億円、純利益が同51.5%増の6億78百万円の増収増益見込みとしている。医療機関の経営改善に繋げる各種提案やサービスの提供、東京都内の営業体制刷新など営業強化策が寄与する模様だ。医療機関の活発な投資を追い風に、中期的にも収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると売買高が少なく方向感を掴み難いが、8月下旬以降は概ね1500円台で推移している。ただし足元では10月1日に1648円、9日に1637円、10日に1650円を付けるなど、時折動意付く場面も見られる。17日の終値1560円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS235円76銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間55円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1951円49銭で算出)は0.8倍近辺となる。
週足チャートで見ると7月の年初来高値圏から窓を開けて反落したが、26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。上昇トレンドが継続している可能性があるだろう。月足チャートで見ても着実に右肩上がりのトレンドを維持している。指標面には割安感があり、調整一巡して上値を試す可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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