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【アナリストの眼】アライドテレシス株価、自社株買いと好利回りで水準訂正余地
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ネットワーク機器でグローバル展開するアライドテレシスホールディングス <6835> (東2)は、株価が短期的なモミ合い展開から上放れの兆しを見せてきた。来期(13年12月期)に向けて、収益改善期待で水準訂正が進む可能性があるだろう。
今期(12年12月期)連結業績の会社予想は売上高が前期比9.9%減、営業利益が同57.3%減、経常利益が同38.3%減、純利益が同70.8%減の見込みとしている。世界的な景気減速の影響で案件先送りや価格下落がマイナス要因の模様である。ただし来期は、米国市場が堅調であり、国内でも病院関連での需要増加が予想される。新製品投入効果や合理化効果も寄与して、収益改善が期待されるだろう。
なお会社リリースによると、自己株式取得(8月17日公表、取得株式の上限は500万株で自己株式除く発行済株式総数の4.3%、取得総額の上限は5億円、取得期間は8月20日~12月20日)の状況は、9月30日までの累計で買付株式数46万400株、買付総額3222万7900円となっている。
株価の動きを見ると8月末以降は70円近辺でモミ合う展開だったが、10月11日には74円を付けるなど、足元では水準を切り上げてモミ合い上放れの兆しを見せている。自己株式取得も需給面での支援材料だろう。11日の終値73円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1円73銭で算出)は42倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は4%台、実績PBR(前期実績の連結BPS103円18銭で算出)は0.7倍近辺となる。
日足チャートで見るとモミ合いレンジを切り上げる動きとなり、週足チャートで見ても26週移動平均線を回復して調整一巡感を強めている。高配当利回りも支援材料であり、水準訂正に向かう可能性があるだろう。また、第3四半期累計(1~9月期)連結業績の発表(11月12日予定)に向けて、来期の業績改善期待などで動意付く可能性もありそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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