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【株式評論家の視点】任天堂株価はクリスマス人気に突入、新型機投入、空売り増で拍車
記事提供元:日本インタビュ新聞社
<銘柄の見所>
任天堂 <7974> (大1)はここ下げ基調を鮮明にしてきた。新型ゲーム機「Wii U」のクリスマス商戦への本格投入発表をきっかけに、業績へのポジティブなインパクトに対する買いが盛り上がり、9月4日の8570円を目先ボトムに10月5日に1万1120円まで駆け上がった。
ここへきての下げはそうした急上昇の後の調整局面と位置づけることができる。従って、あくまでも需給調整の色合いが濃く、ここから下げると言うよりは、目先筋の売り一巡を待つ局面と言えるだろう。最近個人投資家の買いが連日流入しているのも、そうした基本的な先高感が根底にあるためだろう。 今回の戻りでは信用売り残が積み上がり、直近10月5日申し込み現在の信用残は売り69万株、買い58万株と売り長状態に転じてきた。従って、大証金では連日逆日歩が発生する状況に変わり、需給妙味が新たな要素として浮上してきた。今年度上期の家庭用ゲームの市場規模は前年同期比10.7%増となるなど、基本的な環境好転が進んでいることが強みだ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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