【株式評論家の視点】マーケットにファン多い毎日コムネット、河合塾と提携効果に期待

2012年10月9日 13:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  毎日コムネット <8908> (JQS)はやや弱い動きとなっている。基本的には7月高値576円からの調整局面にあるが、8月24日の461円、9月25日の473円といきなり人気化するケースもある。折りを見て買い物が流入するあたり、市場にファンが多い存在と言える。

  首都圏の大学生数は一貫した増加が続き史上最高水準のクリアーが続いている。学生賃貸分野での首都圏トップの座を確立している同社にとって、フォローの風が吹いている状況だ。ただ、伸び率という点でやや物足りなさがあるのも事実。そこらあたりが株価が伸び足を欠く要因になっているようだ。

  そうした中、河合塾グループとの資本業務提携は新たな展開要素としてもっと評価されていい材料だ。良質な学生マンションの共同開発、学生向け賃貸の体制作り(例:海外の留学生及び日本人学生が入居する高規格国際学生寮等)、同社の就職支援事業のノウハウと河合塾グループの就職支援事業及びキャリア教育等の教育コンテンツを活用した、新たなビジネスモデルの開発など、これまでの安定成長を乗り越える期待がある。とりあえずは10月11日の今2013年5月期の第1四半期の決算発表が注目される材料だ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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