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【アナリストの眼】出直り感強めるアルファ、12年に続いて13年8月期好調期待
【今、この銘柄】
店舗販促用POP広告の企画・制作を展開するアルファ <4760> (JQS)に注目したい。株価は足元で動意付き出直り感を強めている。今期(12年8月期)決算発表を控えており、来期(13年8月期)の好業績見通しに対する期待感があるようだ。
今期業績(非連結)については7月9日に利益の増額修正を発表し、売上高が前期比4.9%増の72億円、営業利益が同3.8倍の1億75百万円、経常利益が同5.1倍の1億70百万円、そして純利益が75百万円(前期は0百万円)としている。売上が順調なことに加えて、採算改善が想定以上に寄与する模様だ。
WEBを活用した受発注や動画POPなどの受注も強化している。自社企画製品はeコマースを利用した受注が増加基調であり、別注製品は消費者向け販促キャンペーンの提案強化が奏功している模様だ。商品もイベント景品の受注が好調な模様である。コスト改善効果もあり、来期も収益改善基調が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、9月5日には年初来安値110円を付けたが、10月に入って動意付き、10月4日には136円まで戻すなど出直り感を強めている。4日の終値134円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円32銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4円で算出)は3%近辺、実績PBR(前期実績のBPS281円41銭で算出)は0.4倍台となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線を突破して強基調に転換した形だろう。また週足チャートで見ると、大勢としては110円~150円近辺のボックス展開のようだが、26週移動平均線を突破して出直り感を強めている。来期の好業績期待でレンジ上限突破を目指す展開だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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