【注目のリリース】セブン&アイは6月・9月の下値割らない限り長期上昇に変化なし

2012年10月4日 17:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績予想を減額修正

  セブン&アイ・ホールディングス <3382> は4日の大引け後、第2四半期の連結決算(3~8月)を発表し、2月通期の連結業績予想を減額修正した。2月通期の営業収益は、これまでの5兆600億円から5兆300億円(前期比では5.1%増)に、営業利益は3150億円から3080億円(同5.5%増)に引き下げ、純利益は1550億円から1430億円(同10.1%増)に見直した。1株利益は161円85銭。前提となる為替レートは、1ドル80.00円、1元12.50円。

  第2四半期は、コンビニエンスストア事業を中心に増収となり、営業収益は前年同期比4.0%増の2兆4506.6億円。利益面では、コンビニエンスストア事業と金融関連事業が増益となッた一方、主にスーパーストア事業の減益により、同2.0%減の1472.0億円となり、純利益は、前期の東日本大震災の発生に伴う災害損失の影響などがなくなり、同26.8%増の669.1億円となった。

  株価は昨年11月の2100円前後から長期上昇基調を描き、高値は今年8月の2659円。その後は中国で発生した反日デモを手控え要因に2266円まで軟化したものの、本日の終値は2372円(39円高)と持ち直している。業績予想の減額を受け、下値が注視されるものの、今年6月には2251円で下げ止まったことがあり、2250円前後を大きく割らない限り、長期上昇トレンドに変化はないといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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