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【株式評論家の視点】利回り5%台の三菱商事、個人の買い継続、株価底入れ近い
<銘柄の見所>
三菱商事 <8058> は再び底値模索の低調な動きとなっている。米国のシェールガス革命を背景に原油価格が低迷、鉄鉱石、原料炭の不振、さらにはストライキによる豪州の石炭事業の収益悪化で、今2013年3月期の業績未達懸念が強まっていることが背景。
それでも、PBR0.7倍、PER4.6倍、さらには配当利回り5.1%と、割安の缶詰とも言える銘柄である。そのためここへきての下げ局面では、連日個人投資家の買いが流入している。当然株価の底値感も強まるところで株価は反発の糸口を探す展開となっている。
今後を見据えれば、豪州石炭事業の生産が正常化するほか、これまでの高水準の積極的な投資による権益の拡大などで来2014年3月期以降は増益基調に復帰する見通しだ。非資源分野では、自動車、プラントなど新興国に強固な収益基盤を有する機械が増益基調を維持し、生活産業も三菱食品 <7451> 、ローソン <2651> などの有力な関係会社を有するのも注目点。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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