【株式市場】円安基調だが全般重く脱デフレ期待から不動産株が堅調

2012年10月3日 12:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は36%が高い

  3日前場の東京株式市場は、全般小動き。円相場は対ドル、ユーロとも円安基調になったため、トヨタ自動車 <7203> は3000円台を回復など、自動車株や機械株は堅調。ただ、ソニー <6758> やキヤノン <7751> は軟調。中で、前原国家戦略相が日銀の外債購入に積極的と伝えられ、脱デフレ期待から不動産株が軒並み堅調。国内でシェールガスの試掘に成功と伝えられた石油資源開発 <1662> は急動意となり、ソフトバンク <9984> による完全子会社化を材料にイー・アクセス <9427> はストップ高気配。東証1部の値上がり銘柄数は599銘柄(約36%)だった。

  日経平均は小反発。円安基調の割に上値が重く、前引けは8795円10銭(9円05円高)。

  東証1部の出来高概算は6億6069万株、売買代金は4263億円。1部上場1680銘柄のうち、値上がり銘柄数は599銘柄、値下がり銘柄数は849銘柄。

  また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、不動産、証券・商品先物、鉱業、海運、その他製品、建設、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、空運、パルプ・紙、繊維製品、倉庫・運輸、精密機器、ガラス・土石、小売り、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】株価反落の一六堂は逆張り好機、指標割安、1部指定替えも着々(2012/10/03)
【株式評論家の視点】イー・アクセス買収で上値追うソフトバンク、マーケット中核銘柄に(2012/10/03)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事